Kaon(カオン)は2003年にデザイナーの米山薫(女性)が立ち上げたブランド。同氏は3年間ユナイテッドアローズでデザイナーとして活躍した後、独立してKaon(カオン)を立ち上げました。今もユナイテッドアローズとは深い繋がりを持っていて、グリーンレーベルのゲストデザイナーとしてコラボアイテムも発売しています。Kaon(カオン)独自の店舗の展開はしておらず、ユナイテッドアローズの各店舗、および全国の百貨店やセレクトショップで取り扱っています。また、国内だけでなく海外にも展開していて、香港やドバイにも取り扱い店があります。Kaon(カオン)とは、フランス語で中性分子の記号の意味で、デザイナー本人の名前からも文字った形でネーミングされました。雑誌やネットでも取り上げられる事が多く、2011年以降、大注目のブランドとしてその名を馳せています。
ネーミングから分かるKaon(カオン)のコンセプト
Kaon(カオン)はフランス語で中性分子。それは、着る人が年齢にとらわれず個性とミックス感のあるコーディネートができるよう、デザイナーの気持ちがコンセプトとして込められています。「ハイブランドにはハイブランドの魅力があるが、Kaon(カオン)は日常に着ることができるリアルプライスの服」とデザイナーの米山薫は主張します。女性にとって気持ちをくすぐるようなレースやリボン、ロマンティックなディテールや色使い、そして着心地の良い素材が、デザイナーの主張するコンセプトに見事に合致。ファッションとは無関係だった彼女が、ファッションデザイナーとして経営者として母親として、自然な生き方をどこか映し出しているようなしっくりくるコンセプトだからこそ、Kaon(カオン)が万人に評価されるのでしょう。
消費者目線を忘れない
Kaon(カオン)のデザイナー米山薫は、実際に取り扱い店で消費者としてKaon(カオン)のアイテムを買うことがあります。これは、常に消費者の目線を忘れる事がないようにするため。このモットーは、経営者の顔を持つ同デザイナーの価格設定にも表れています。たとえば、他ブランドの場合、デザイナーと経営者が違うと選ぶ生地などで最終的にプライスが上がってしまって、デザイナーが本当に着て欲しい消費者のレベルの価格帯にズレが生じます。Kaon(カオン)のように経営者がデザイナーであれば、その微妙な問題も調整が可能。そして、デザイナーと経営者を兼ねることによりその視点は調和され、消費者の視点と同じ点を結ぶ事になります。破竹の勢いで人気を得ている背景には、専念されたデザインや着心地だけでなく、経営者兼デザイナーの消費者目線を忘れないというコンセプトがあるのです。
Kaon(カオン)と言えば、ボーダー柄やリボンが施されたコレクションが定番アイテム。ボーダー柄は、Tシャツ、カットソー、ワンピースからニットやパーカーなどに採用され、女の子らしい可愛いデザインやシンプルに着こなせるデザインまでさまざま。また同じ定番のリボンはバック(背面)に施されたコレクションが多く、「ボーダー柄でバックリボンのデザイン」=Kaon(カオン)という認識の女性も多いようです。バックにリボンを施すことで、シンプルなデザインの中にもキュートさやファッション性を演出できます。素材においてもそのアイテムの用途に合わせた素材を追求していて、例えば襟元にレースをあしらったスエット生地のワンピースなど、一見すると極端とも言える素材でさりげなくオシャレを演出したり、デザインだけでなく素材でアイテムを表現したりします。どのコレクションを見ても、Kaon(カオン)のコンセプトである「個性とミックス感があるコーディネート」が出来るのも納得です。
Kaonの買取実績
- ボーダーカットソー
- バックリボンTシャツ
- ボーダーTシャツ
- カットソー
- サマーニット
- レースフラワーノースリーブ
- レースブラウス
- シルクトップス
- リボントップス
- キャミブラウス
ボトムス
- ショートパンツ
- ハーフパンツ
- チュールスカート
- マキシスカート
- フレアスカート
- フリルスカート
- デニムスカート
- クロップドパンツ
- カーゴパンツ
ワンピース
- ボーダーワンピース
- UA別注ドットワンピース
- バックリボンワンピース
- マキシワンピース
- ベルト付きワンピース
アウター
- ニットカーディガン
- シルクカーディガン
- スウェットパーカー
- フリースジャケット
- ボーダージャケット
- リボン付きジャケット
- ウールコート
- ツイードコート
- ダッフルコート
- トレンチコート
- Pコート