ルルロジェッタ（leur logette）のリサイクル・買い取りはルナール

ルルロジェッタ（leur logette）はサザビーやストックマンの企画デザインを担当していたデザイナーの井本雅子が2002年に独自で設立したブランドです。ブランド名のルルロジェッタ（leur logette）は、フランス語の造語で「彼女たちの小さな部屋・隠れ家」という意味があります。フランスの映画で観たことがあるようなどこか懐かしい雰囲気と、色褪せることがない感覚、そのふたつが織り成すコレクションたちは、デザイナー井本のこだわりが細部にまで行き届いています。また、ひとつひとつのボタンはデザインされ、生地は糸から全て作るというこだわりもルルロジェッタ（leur logette）ならでは。それらの根底にあるのはデザイナー井本の大好きな40年代のファッションにあって、当時の綿密な手作業を再現した商品は、もはやひとつひとつが傑作品という認識で間違いないでしょう。ルルロジェッタ（leur logette）は国内で大変人気なブランドで、直営店は持たず、全国の百貨店やセレクトショップで展開されています。

連携を意識した国内でのものづくり

ルルロジェッタ（leur logette）は設立以来、生地屋や機屋、パタンナーなどとの連携を大切にしています。ブランド創立以来、コミュニケーションを出来る限りとり、緻密な連携を実現してきました。それは、ルルロジェッタ（leur logette）をビジネスの商材として広げて行きたいというのではなく、彼らと連携する事で素晴らしいアイテムを生産し、喜びを共有したいという思いから。シーズン毎に新作を提案するのですが、ワンシーズンだけしか着れないようなアイテムは絶対に作りたくないという、職人気質のデザイナーの理想もあります。そのコンセプトが生み出す手間を惜しまない裁縫や、計算されたシルエットなどはルルロジェッタ（leur logette）の特長とも言えるでしょう。また、日本国内でのものづくりにこだわるのは、世界に日本のブランドとして発信していきたいという強い思いからきています。

美しさと可愛さ、新しさと懐かしさが共存

デザイナー井本雅子はルルロジェッタ（leur logette）のアイテムに、美しさと可愛さ、新しさと懐かしさがそれぞれ共存するようにデザインしています。そうすることで、さまざまなシチュエーションでアイテムが活躍できるし、それがワンシーズンでなく翌年以降も使えるアイテムになります。それこそルルロジェッタ（leur logette）の長所です。手間を惜しまない作業でしっかりしたアイテムを作り出しますし、何よりもそうすることでルルロジェッタ（leur logette）の温かさというのがアイテムに現れています。その消費者を大切にするものづくりの意思はつよく、東日本大震災で被災者への支援活動として「Hand in Hand Project」に参画し、ルルロジェッタ（leur logette）のデザイナー井本雅子はブレスレットデザインを担当。デザインは被災者の気持ちがハッピーになれるように花柄をチョイスして、アイテムを届けています。

ルルロジェッタ（leur logette）の人気アイテムはショートパンツ、ワンピース、キャミソールなど可愛らしい女性のアイテムです。つばの大きい麦わら帽子やキュロットパンツなども人気で、やはり可愛らしいアイテムですが、どれも美しさも兼ねたようなシックで無駄に派手ではないデザインが特徴的です。使用するボタンやレース、リボンなどの素材に関してもこだわりを持っていて、あえてアンテークやデッドストックまたはそのリメイクを使用。生地はシャネルやランバン、イブサンローランなどハイブランドが使用する高級生地を活用しています。もちろん、それは素材に対するステータスではなく、ルルロジェッタ（leur logette）の表現そのものなのでしょう。