ミュベール（MUVEIL）のリサイクル・買い取りはルナール

30代の女性を中心に幅広い年齢層に人気のあるブランドMUVEIL（ミュベール）。MUVEIL（ミュベール）という言葉は、フランス語のmuguet（スズラン）と英語のveil（ベール）を組み合わせた造語です。フランスにおいてスズランは「人の幸せを願う」という花言葉で、ベールは陰で幸せを願ってるという意味があります。2002年に富田靖隆と中山路子がモスライト（MOSSLIGHT）というアパレルブランドを設立した後に、世界的にも評価が高かったものの中山路子は独立し、2007年にMUVEIL（ミュベール）を設立しました。そして2008年には早速パリで展示会を開催するなど、現在においては雑誌で簡単に情報を得る事ができるほど、注目されています。MUVEIL（ミュベール）は春夏に約150コレクション、秋冬に約150コレクションほど発表していて、年間に約300ものアイテムを送り出しています。全国の百貨店やユナイテッドアローズなどのセレクトショップで取り扱われています。

商品に手作業を入れて温かみを。

MUVEIL（ミュベール）のコンセプトのひとつとして、商品に手作業を入れて温かみを表現することにあります。全ての過程において機械的にアイテムを作り上げるのではなく、必要に応じてこだわりを持ち、その部分においては手作業でポイントを付け加える。さらに、デザイナーが身近にある自然や普段の生活の中で感じたものをデザインすることで、どことなく温かみのあるコレクションに仕上がります。それは、MUVEIL（ミュベール）というネーミングの由来にも現れていて、人の幸せを願うデザイナーの気持ちをアイテムに込められているのが分かりますね。MUVEIL（ミュベール）という言葉も、造語でありながらしっくりきて覚えやすく、女の子っぽさ・可愛さ・優しさを感じます。

チームでテーマを共有してコレクションを膨らませる。

年間に300ものバリエーションを与えてくれるMUVEIL（ミュベール）。その人気さの陰にたくさんのアイテムを送り出すためには、デザイナー側のチームワークが不可欠です。しかも、ひとつひとつに手作業を施すパーツもあるのでそれは計り知れない工夫があります。コレクションに関してはひとりで仕上げるのでなく、工場や生地屋などとの連携が必要になります。そしてそのコレクションに突き進むテーマをそのチームで共有。デザイナーの最初に思い描いたエッセンスが崩れないようにコレクションが仕上がります。そして、サンプルチェックの際もMUVEIL（ミュベール）のコンセプトである「温かみ」を感じれないものは必ず通さないという徹底ぶり。デザインから製造、そしてリリースに至るまでひとつのイメージを確実に形にしながら、もうひとつのコンセプトも維持するのはMUVEIL（ミュベール）のこだわりであり、強みでもあります。

MUVEIL（ミュベール）はアウター、トップス、ボトムスなどはもちろん、バッグやサングラス、傘などの小物まで多くのアイテムを揃えています。デニムやカーディガンなど特に人気がありますが、コレクション全体がまんべんなく人気であるのはMUVEIL（ミュベール）というブランド自体が愛され、高く評価されている証拠でしょう。またブランド自体にステータスを感じている人も多いようです。シーズン毎に多くのコレクションをリリースするので、夏はTシャツやワンピース、冬はコートやジャケットなど次々に新作を楽しめるのもトレンドを意識しているが感じれます。さらに製造過程にもこだわりを持っていて、基本的にデザインやイメージが大きく変わる事がなければ天然素材の生地を使用します。たとえそれで原料費が上がってしまおうとも、MUVEIL（ミュベール）の素材に対する執着で完璧なアイテムが仕上がるのです。